出雲大社izumotaishya
2014年10月5日(日)、高円宮家の次女の典子さまと、島根県の出雲大社の権宮司、千家国麿さんの結婚式が出雲大社の拝殿で行われました。結婚式は、両家の親族ら21人が参列、斎主は千家隆比古権宮司が務めました。このあと婚姻届が出雲市に提出され伝統の「吉兆行事」を行って、結婚を祝いました。高円宮典子さまは1988年7月22日生、高円宮憲仁親王と同妃久子の第二女子。2011年学習院大学文学部心理学科にご卒業。学位は心理学学士で大正天皇のひ孫。千家国麿さんは、1973年(昭和48年)9月2日、島根県出雲市出身。父は第84代出雲国造・出雲大社宮司の千家尊祐。1996年(平成8年)國學院大學文学部神道学科卒業。2005年(平成17年)3月から出雲大社で神職を務めている。
千家国麿さんと高円宮典子さまが結婚式をされた拝殿
出雲大社拝殿の写真、着物で参拝する姿もよく見かけます
出雲大社拝殿周辺の写真、松の木にはおみくじがビッシリと巻かれています
出雲大社拝殿の写真、通常は参拝者の御祈祷、お祓いが行われ、古伝新嘗祭等の
お祭の他、さまざまな奉納行事が行われます。
出雲大社 拝殿の写真、恋人同士で参拝する姿も良く見かけます
出雲大社=島根県簸川郡大社町杵築東にある出雲大社の正式名称は「いずものおおやしろ」ですが、杵築(きずき)にある所から杵築大社とも呼ばれ、日本NO1のパワースポット、縁結びの神様として全国に知られています。出雲大社は大黒様(だいこくさま)別名(大国主神:オオクニヌシノミコト)を祀り、国引き神話の中心人物として因幡の白ウサギを救ったことでも有名です。旧暦の10月11日から17日まで、全国の神々が出雲大社に集い、神議りをされるので、他の地方ではこの月を神無月といい、出雲地方では、神在月と呼びます。前日の10日の夜には海から来る神々を迎えるために稲佐の浜(いなさのはま)で神迎(かみむか)えの神事が行われ、神の使いである龍蛇(りゅうじゃ)を本殿に納めます。また日本最古の大社造りの神社としても有名で、正面の神楽殿には長さ13メートルの大しめ縄があります。ちなみに出雲大社境内の総檜造りの拝殿は1959年(昭和34)の再建、しめ縄は長さ8m。出雲大社がいつごろ創建したかは定かではないが出雲国風土記には大国主命のために、神々が集まって宮を杵築(きず)いたという記録からして、8世紀期頃には、社殿が建てられていたと思われます。現在の本殿は延享元年(1744)造営されたもので、屋根は切妻造りで心御柱(しんのみはしら)を中心に田の字型に仕切られ、屋根の千木(ちぎ)は長さ7.8m、3本の勝男木(かつおぎ)は5.4mで、彰古館に詳細な見取り図などが展示されています。祭礼年間72回。交通=出雲空港〜出雲大社までバスで35分・出雲市駅〜出雲大社までバスで30分