池田仲博侯爵が片山東熊工学士に設計依頼して橋本平蔵工学士が監督したルネッサンス様式の建物
仁風閣=鳥取市東町2丁目2-121・鳥取藩主池田家の居城、久松山の鳥取城跡前に建つ洋風建築物が国の重要文化財仁風閣です。明治40年(1907)5月に建築された仁風閣は池田家第14代当主、池田仲博侯爵が片山東熊工学士(赤坂離宮、京都国立博物館などの有名建築を設計した宮廷建築の第一人者)に設計依頼、橋本平蔵工学士が監督したルネッサンス様式の建物で、明治39年9月に着工してから、わずか8ヶ月間で完成させてしまう当時の技術力に感心させられます。ちなみに建築費は4万4千円と、市役所予算に匹敵する程の金額だったようです。嘉仁皇太子殿下の宿舎として使用されました。現在の仁風閣周辺は桜、紅葉の名所として知られる久松公園になっています。営業時間9:00〜17:00・入館は16:30まで・定休日・月曜、祝日の翌日・料金=個人、一般、大学生、150円・高校生、小中生、無料アクセス:JR鳥取駅→日ノ丸・日交バス砂丘方面行きで6分鳥取城跡・久松公園 鳥取県立博物館 鳥取市歴史博物館やまびこ館 鳥取県物産観光センター 鳥取砂丘 白兎神社


仁風閣・鳥取藩主池田家の居城=池田仲博侯爵が片山東熊工学士に設計依頼、橋本平蔵工学士が監督したルネッサンス様式の建物
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