出雲阿国:いずものおくに(1570〜1600年代)室町時代末期〜安土桃山時代にかけて活躍した踊り子で、歌舞伎の創始者とされる。伝説によれば、出雲大社の鍛冶職をしていた中村三右衛門の娘で、出雲大社の巫女と云われ、文禄年間に出雲大社本殿の修理費勧進のために諸国巡業の旅に出た折りに、京都で念仏踊りや、ややこ踊りを上演して評判となり、一世を風靡をしたとされています。出雲大社から稲佐の浜までの(徒歩5分)沿道には出雲阿国(いずものおくに)ゆかりの連歌庵(れんがあん)、安養寺(あんようじ)、於国塔(おくにとう)、出雲阿国の墓(いずもおくにのはか)、出雲阿国終焉地之碑(いずものおくにしゅうえんのちのひ)があり、観光名所になっている。
出雲大社
の西隣りにあり、初代の連歌庵は文化年間の大火で焼失し、現、連歌庵は三代目に当たる昭和11年劇祖阿国会によって再建。ここから阿国塔がある
奉納山公園
まで徒歩5分。
連歌庵
連歌庵で連歌と読経で余生を送る阿国
連歌庵入口の出雲阿国の像
案内板に沿って徒歩30分で一周出来る
上に戻る
●出雲阿国の墓
●連歌庵
●於国塔
●安養寺