愛と感動の詩(歌詞集)/ありがとう
鉛雲が肩に重く 人生の途中下車を考えながら
満たされぬ日々が くすぶるように尾を引いてる
悲しむ程に 人の気持ちが分かる
悩む程に 本当の幸せが分かる
だから悲しみよ ありがとう
悩みよありがとう
本当にありがとう
さようなら
独身の時は我慢が出来る 夫婦になれば少し辛い
愛する人に 惨めな思いをかけたくはない
夜の長さに 何度も耐え
夜明けの近さを 感じ始めた
だから悲しみよ ありがとう
悩みよありがとう
本当にありがとう
さようなら
長いようで短い人生 愚痴をまいて見たところで
自分の為にも 人の為にも花は咲かない
幸せの中には 喜びがあるけど
苦しみの中にも 喜びがあった
だから悲しみよ ありがとう
悩みよありがとう
本当にありがとう
さようなら
何事に対してでも感謝出来る人というのは、生まれつきの性格もありましょうし、万難を排した
果てにおいてそうなる場合もありましょう。いずれにせよ感謝と言うのはコミュニケーション
であり、対人関係において和をなす第一歩。「感謝の念なくして始まりなく終わりあり」人間
としての必須条件が感謝なのです。この詞の中では万物に対してではなく、取り巻く環境
や試練に対して「ありがとう」と感謝しておりますが、一見マイナスとも思える悩みや
苦しみが、感謝する事によって実は人を成長させる糧となる訳です