三瓶小豆原埋没林公園
島根県大田市三瓶町多根の小豆原地区で水田工事をしていた時に(1983)埋没林が発見されました。ちょうど三瓶山(標高1126)の山麓あたりに位置し、今から3500〜3700年前の火山活動の時に火山灰などが三瓶山麓へ流れて、巨木の林を立ったままで埋積したといわれています。立木、倒木ともに杉が過半数をしめ、杉以外ではトチノキ、ケヤキ、カシのなかまなどです。(2004年2/27に国指定天然記念物) 合体木= 三瓶自然館に展示している長さ10.2mの巨木はこの発掘坑から切り出したものです。根元を切断したところ3つ以上の年輪の中心が確認され、合体木の可能性が高いことが判明しました。地下にはその根株がそのまま保存されており、合体木の年輪の状況を間近で観察することができます。三瓶小豆原埋没林公園開園時間9:30〜17:00(4〜10月の土曜日は18:00まで開園) 埋没林公園入園料大人300円小中高生100円アクセス:広島・山口方面は浜田自動車道大朝ICから、90分・岡山・大阪方面は中国自動車道三次ICから、120分




三瓶小豆原埋没林公園/埋没樹群と倒木群を、発掘したままの状態で展示しています。
この巨木には圧倒されました。










三瓶小豆原埋没林公園/館内は写真で見るよりも暗いためにこんなに明るくは見えません。










三瓶小豆原埋没林公園/館内で写真を撮る観光客:これが肉眼で見た状態です。









三瓶小豆原埋没林公園/保存状態は思ったよりも良く、とても3500年前のものとは感じ取れません。




合体木根株展示棟






三瓶小豆原埋没林公園/合体木根株展示棟入り口










内容:三瓶自然館に展示している長さ10.2mの巨木はこの発掘坑から切り出したものです。

根元を切断したところ3つ以上の年輪の中心が確認され、合体木の可能性が高い
ことが判明しました。地下にはその根株がそのまま保存されており、合体木の
年輪の状況を間近で観察することができます。










三瓶小豆原埋没林公園/合体木根株展示棟の合体木を上から見る










三瓶小豆原埋没林公園/合体木のアップ:確かにいくつもの年輪があります。しかも年輪と年輪の間に
すき間がないのが驚きです。(一見の価値大)










三瓶小豆原埋没林公園/合体木を横から見る



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