旧潜戸とは賽の磧(さいのかわら)のある洞窟のことで、小石を塔のように高く積み上げて亡くなった幼子たちを供養する為の場所。夜な々子供の泣き声がどこからともなく聞こえてきて、翌朝には浜に小さな足跡がついていたとか、幼子を亡くした母親がどうしても吾子が忘れられず、お地蔵様の判木を借りて千枚の紙にお姿を刷り写し、吾子のいます場所を教えて下さいと海に流したところ、翌日、旧潜戸の波打際に沢山のお札が打ち寄せられていたなど、数々の伝説が絶えない所だがその反面、周囲の景観は素晴らしさを通り越して神秘的にさえ感じる。こういうギャップが観光客にはたまらないのだろう。島根町のマリンプラザしまねから加賀の潜戸観光グラスボートに乗って、賽の磧で下船後、徒歩で観光できる。乗船料¥1000円(旧潜戸・新潜戸込み)
潜戸の遊覧船(グラスボート)乗場乗船料¥1000円(旧潜戸・新潜戸込み)
旧潜戸:洞窟・賽の磧を遠望。
旧潜戸:遊覧船から見る
接岸場から下船して徒歩2分で賽の磧(さいのかわら)がある旧潜戸に到着します。
このトンネルを抜けないと賽の磧(さいのかわら)に行けません。
途中にあるお地蔵様に無事を祈りましょう。
賽の磧(さいのかわら):石を積んでは亡くなった子供の供養をします。
早朝に来ると、この場所に子供の足跡が残っていた
とも言われています。
賽の磧:どこまで続いているのか分りませんので勇気のある方は
チャレンジしてください。あまり奥に行くと亡くなった子供の泣き
声がするそうです。
怖いもの見たさの観光客。
再び遊覧船に乗って2〜3分すると
白い灯台の下に新潜戸の海中洞門と的島が見えます。ここからの眺めが
一番美しいと言われています。
上からはしずくが沢山落ちてきますがグラスボートには屋根が付いているので
大丈夫。真夏には地元の漁師さんたちが涼むこともあるそうです。
海中洞門内から的島を見る。
海中洞門は三方向に分岐しているので、どちらからでも入れます。
船頭は地元の漁師さんだそうです。
的島全景
コースとしては最初に新潜戸を巡ってから最後に旧潜戸に寄ります。
遊覧船(グラスボート)の船底から海底が見える。
帰船する。