元来、人間の良心(本性)によって被造物(動物)たちを管理するべき処を、時代と共にその良い部分が欠落してしまい、自己の不足ヶ所を補う如くに動物たちを利用してきた結果、ついに人間は動物を崇め奉るようになり、動物以下の存在に陥ってしまった。この奇妙な逆転現象によって、動物たちは神格化する事になったのである。・・そんな作者の独り言をよそに、ここの石像たちはみごとに自然と一体化している。ノミ一本で細工した石工も立派だが、更に時代的な背景も加わって、新たな作品としての息吹が伝わってくる。


許曽志神社:本堂

許曽志神社:ニワトリの石像

許曽志神社:ニワトリの石像

許曽志神社:サルの親子

許曽志神社:サルの親子

許曽志神社:サルの親子

許曽志神社:サルの親子

許曽志神社:サルの親子

許曽志神社:器を抱えたサル


春日神社:参道

春日神社:イヌの石像

春日神社:ニワトリの石像

春日神社:おにぎりを食べる人の石像

春日神社:ウマ石像

春日神社:ネズミの石像

春日神社:ウシの石像

春日神社:トラの石像

春日神社:ウサギの石像

春日神社:リュウの石像

春日神社:ヘビの石像

春日神社:シカの石像

春日神社:シシの石像