愛と感動の詩(歌詞集)/愛の定義


一千年の時を経て 今なお白い鶴が翔ぶ
人の心もお前ほど 綺麗ならいいのにね
三千年に一度咲き 真実を告げる優曇華の花
花よ願わくば そっと耳打ちしてほしい
雪解けを待ちきれず 愛ははぐれて
いつも喘ぐのは 幼き者だった
恋は愛ではなく 愛も恋ではない
恋は求めるもので 愛は与え尽くすもの


一万年の時を経て 甲羅を脱ぐ大きな亀
生命と愛の尊さを お前は知っているだろう
四億年に輪をかけて 耐えるに耐えた青い星
人の心もお前ほど 強ければいいのにね
争いはいつの世も 程々を知らずに
目と目、歯と歯を 剥き出している
生命は無限ではなく 愛は有限ではない
生命は愛に尽くし 愛の糧となるもの


愛を得ようとする前に、愛を与えなければいけません。それが愛への前提条件です。
雨は天から地へ河は上流から下流へ、愛はプラスからマイナスへ流れます。自分が
マイナスになってこそ本当の愛が流れてくるものです