曹洞宗・長通寺
長通寺=鳥取県鳥取市国府町岡益285 八百谷冷泉(やおたに・れいせん1887−1959年)の襖絵のある寺として広く知られている。襖絵の見学(要予約)=大人400円:これを画いた八百谷冷泉は明治二十年鳥取市職人町に生まれる。幼い頃から絵を好み、京都に出て丸山春挙に師事しながら丸山応挙の写生風な手法に近代洋画の画風を取り入れ、中央画壇で活躍。 昭和十九年戦時疎開により帰郷、長通寺に滞在。その間、周辺の野山を写生するなど絵筆を休めることがなかったそうです。代表作の「大波涛」は襖16枚に日本海の荒波だけを描き込んだ力作です。長通寺には「三徳山投入堂」、「李伯一斗詩百篇」、「山桜」、「郡雀百羽」、などが残っています。八百谷冷泉は鳥取文化財協会理事、県展、鳥取市展の審査員なども務めましたが、晩年は大阪府箕面に赴き、没しました。アクセス:JR鳥取駅から日ノ丸バス中河原行きで25分、岡益橋下車、徒歩15分
長通寺 八百谷冷泉 襖絵(ふすま絵)



曹洞宗・長通寺の襖絵(ふすまえ)1:代表作の「大波涛」はふすま16枚を使って
長さ40mにも及ぶ大作です。本堂で公開





曹洞宗・長通寺の襖絵(ふすまえ)2

曹洞宗・長通寺の襖絵(ふすまえ)3

曹洞宗・長通寺の襖絵(ふすまえ)4

曹洞宗・長通寺の襖絵(ふすまえ)5

曹洞宗・長通寺の襖絵(ふすまえ)6

曹洞宗・長通寺の襖絵(ふすまえ)7

曹洞宗・長通寺の襖絵(ふすまえ)8

曹洞宗・長通寺の襖絵(ふすまえ)9

曹洞宗・長通寺の襖絵(ふすまえ)10


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