木から和紙が出来るまでの工程 1、和紙の原料になる三椏(みつまた)と楮(こうぞ)と雁皮(がんぴ)などの木を刈り取る。2、木の皮をむきやすくする為に釜の底に湯を入れて木を蒸す。3、木の皮をむく。4、皮の表面にある黒い皮の部分を取り除く。5、水にさらして皮に含まれている要らない成分を流す6、軟らかくするために苛性ソーダーや石灰、灰などで煮る。7、再び水にさらしていらない成分を洗い流す。8、軟らかくなった木の繊維を塩素にさらして漂白後、水洗する。9、繊維に残っている固いところや茶色いところを取り除いてきれいにする。10、棒や機械を使って繊維をほぐす。11、繊維を水に溶かしてネリを加え、紙を漉きやすくする。12、漉いた紙を積み重ねる。13、積み重ねた紙に重しを乗せて水気をしぼりだす。14、しわにならないように板や鉄板に貼って乾かす。15、乾いた紙をはがして完成。 |